2025/07/31 17:30
「低身長」とは、 医学的に身長が-2SD以下の場合を指します(©JSPE)。 これは人口全体のわずか2~3%。数字にすると少数派に見えるかもしれません。 しかし、数字で見てみると、その人数は決して少なくありません。 例えば、20歳~34歳の女性人口は約1,127万人(厚生労働省調べ)。 そのうち2.5%にあたる【約22万5千人】が低身長と定義される方々です。 しかし、私たちが日常的に見る服のサイズはどうでしょうか。 一般的なSサイズは152cm~158cm、 稀にあるXSサイズでも149cm~154cm。 148cm以下の低身長の方に合う服は、ほとんど存在していないのです。 「丈が合わない」「バランスが悪く見える」「着られている感が出る」。 低身長の方にとって洋服選びは、悩みを感じることが多いと思います。 ファッションは本来、心を明るくし、自分らしさを表現するものだと考えていますが、サイズが合わない服ばかりでは、その楽しさも半分になってしまいます。 だからこそ「ひとつまみ」は、低身長の方のために服をつくります。 それは単なる小さいサイズの服ではなく、低身長だからこそ必要なバランスや工夫を込めた一着です。 私たちの願いは、低身長の方がサイズに悩まず、“ちょうどいい”を当たり前に楽しめること。 この活動が、低身長の方々の自信につながることを願っています。